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「がん征圧月間」に思うこと。

9月は「がん征圧月間」です。

私は今年はとくに「がん」に関するお仕事が多く、
がん検診の受診の呼びかけや、
がんへの備えの一つとして病気や治療について知ってもらうことをめざし、
トークショー、番組、展示イベント等の仕事に関わらせていただいています。
「がんは治る時代です」「現在は、がんはうまく付き合っていく病気になりました」
医療の進歩を見聞きする度に確かにそう思い、そうお伝えしています。

一方で、毎年のように身近な誰かががんになり、がんで亡くなるのをみていると、
「やっぱりがんは怖い病気なんだ」とつくづく感じますし、
自分のやっている仕事と自分の気持ちの乖離に矛盾を感じるときも…、あります…。

この夏は、小学生の頃に遊んでもらった兄の友人が
40代の若さでがんで亡くなるという、悲しい思いをしました。

家族、友人、そして自分自身、
がんやがんの疑いも含めて、毎回毎回「がん」に戸惑う気持ち、
これはどんなに医療取材をしていても、私も同じです。

でも、、、

「すべてのがんは“早期がん”から始まる」ことは事実であり、
がんへの無関心だったり必要以上の恐怖心が、発見や治療の機会を遠ざけ、
“もっと早く検診を受けていたら…”“もっと早く病院に行っていたら…”
という思いを持つ人がいることも事実です。

だから、

やっぱり、“がん=不治の病”ではなく、
「“治る病気”として早期発見を呼びかけ続けなければいけないんだ」と、
それが私の役割の一つだと、改めて思いました。
そうだ、がんを乗り越えて第一線に復帰されたり、
自分らしく輝いている方もたくさん見ているんだ、私は!


最近、報道キャスターを務める方が胃がん治療による休業を公表されました。
同じタイミングで、別のアナウンサーが胃がんの手術をされ、
ニュースの現場に復帰されたことも、ご本人のブログで知りました。
同業ということもあり、また、お2人ともまだ31歳だったので気になりました。
直接の面識はないのですが…。

「同じ病気で闘って社会復帰された方の姿に励まされ、
自分もまたそういう存在になりたい」という思いで病気を公表された
お2人の強さに敬意を表するとともに、
1日も早くお元気になられることを願っています。


9月は「がん征圧月間」です。
確実な“がん予防”は、がん検診と禁煙です。
そして、2人に1人ががんと診断されている日本、
正しい知識と理解で、すべての人の“がんへの戸惑い”を軽くしていけるといいですね。
あなたと私と、たいせつな誰かのために。

by mori-mado | 2014-09-11 23:20 | 医療キャスターのおしごと | Comments(0)

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